就業の難しさ
若い頃は幼稚園の先生を数年していたのですが、子育てを終え、再就職時、情け無い気持ちを経験しました。
派遣で、保育園で保育補助をした時に
保育士さんから、言われました。
何かある度に「保育士の資格はないんでしょう?」
と、言われ、こどもと関わる事が許されませんでした。
そんな悔しさから、保育士試験の勉強を始めて、
51歳で、保育士の資格を取得する事が出来ました。
資格を得て、お仕事の話はたくさんありましたが、現場にたつと、幼稚園と保育園の違いに慣れるまで自分なりに小さな戸惑い、迷いがありました。
そんな時、恩師から紹介された幼稚園でのお仕事に出会えて、新しく保育園も開園するという事で、ピカピカの保育士のお仕事を待つ春でした。
4月からの保育士の仕事の前に、職員がする検診をすることになり、胃がんが見つかり、泣く泣く3月いっぱいで職を離れることになってしまったのです。
元気になったら戻ります!と、退職をしました。
この時、どれだけ泣いたことか…。
努力して夢に向かうスタートを切った矢先に、なんで、なんで…。
悲しかった…。
術後、5年をクリア出来たら、又、保育士に戻りたい!と、強い希望があったのに、
今度は甲状腺の病気。
橋本病の症状は、日により起き上がれない時、そこそこ動ける時、波があるんです。
こんな体調では、就業は不可能です…。
諦めと、どうしようもないジレンマとの繰り返しです。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。